前のページ 次のページ

転調

曲の途中でスケールを変えることを転調と言います。

属調、下属調への転調

ほとんどの曲は1つのスケールだけで作られているのではなく、曲の途中で転調が行なわれています。よく使われるのは近い関係の調への転調です。図ではC major scaleからF major、G majorに転調しています。属調、下属調とも主調と異なる音は1音だけで共通なコードが多くあるので、気づかないうちに転調されていることもあります。転調した小節はそのスケールにそったメロディーになっています。F majorになった時はシに♭が、G majorの時はファに♯が付くだけなのですが、この音が重要で、ここを間違えただけで、聴いているひとには「あっ、まちがえた」とわかってしまいますので注意が必要です。

近親調への転調

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

各スケールの主要三和音です

例えば、G majで始まった曲は、属調のD majや下属調のC majによく転調され、図内のコードがよく使われます。

主要三和音

各スケールのトライアド・コードです

属調と共通なコードは1、3、5、6。下属調と共通なコードは1、2、4、6です。

各スケールのトライアド

再び5度のサークルです

5度のサークルを思い出してください。右隣は「属調」、左隣は「下属調」でしたね。  たとえば、D major scaleを属調に転調したとします。属調はIVの音を半音上げればいいので、D major scaleのIV音「G」に♯が増えてA major scaleになります。下属調はVIIの音を半音下げればいいので、D major scaleのVII音「C」に付いていた♯がはずれてG major scaleになっています。

5度のサークル

平行調をつかった転調

同じ構成音の長調と短調の組み合わせ。マイナースケールで始まった曲をサビの部分を平行調のメジャースケールにし、最後はマイナーで終わる、など。使用するコードは共通です。


平行調の転調

セカンダリー・ドミナントを使った転調

ダイアトニックコードで「7」コードはドミナント7の「V7」だけでしたが、「V」以外のルートで「7」コードを作ったものをセカンダリー・ドミナントと呼び、これを使うと次の調の属和音として簡単に5度下に転調できます。

セカンダリードミナント転調

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得


部分的な転調

1小節または小節内で一時的に転調することもあります。

部分的な転調の例

終盤の転調

音が高くなると曲が盛り上がるので、「繰り返しのところを半音もしくは全音上げて終わりにしよう」なんてこともあります。


ループ(繰り返し)

数小節のパターンの繰り返しをループと呼びます。

ループの例

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

前のページ 次のページ

♪