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ダイアトニック・コード

ダイアトニック・スケール7音を使って構成された和音(コード)をダイアトニック・コードといいます。

トライアドコード(三和音)

メジャースケールのスケール音「ドレミファソラシド」それぞれに、スケール音を1音ずつ飛ばして積み重ねて3音の和音を作ります(下図)。メジャースケールには全音の所と、半音の所があるので3種類、7つの和音ができます。(以下はC major scaleでの説明です。)

トライアドコードの構造

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主要三和音

三和音の中で重要なのはメジャーコードのIとIVとVのコードです。このテキストの初めにでてきた3つの和音です。それぞれ「主和音(トニックコード)」「属和音(ドミナントコード)」「下属和音(サブドミナントコード)」と呼ばれます。
この3つのコードだけでできている曲もあるように、和音の基本になるコードです。また、7つのコードは似た構成音を持つ3つのグループに分けられます。

主要三和音
トライアドコード一覧

1625進行

コードのルートの階名を数字で「1625で」などと言うことがあります。どのメジャースケールでもII、III、VIはマイナーコードになるので1625はI→VIm→IIm→Vで演奏するということになります。I→VIm→IV→Vの1645進行もよくでてきます。

1625進行

スケールとメロディーとコードの関係

メロディは基本的にスケールトーンの音で、声の出せる範囲が限られるので1オクターブ+3、4音程度で作られます。 下の図はC major scaleの例なので使用している音は「ドレミファソラシ」だけです。アドリブでメロディを変えたい場合もスケールトーンを使います。
伴奏のコードも、スケールトーンを使ったダイアトニックコードが使われます。下図A〜Cは同じメロディに違うコードをつけてありますが、ダイアトニックコードを使用しているので、どれも「はずれた」感じはありません。

メロディとコード

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しかし、楽器では演奏できても、人によって声の出せる範囲は異なりますので、「上の音がきついのでキーを2度下げて、B♭にしよう」とかになります。これが「移調」です。ギターやベースは「移調」は簡単です。ハイポジションのコードに慣れていれば、「2度下げよう」って時は曲全体のコードを2フレット下に、「半音上げよう」って時は1フレット上にずらすだけです。(鍵盤楽器は黒鍵があるので大変です)

♯や♭がいっぱいついている曲もキーをCにしてみると、「な〜んだ」ってことがありますので、難しそうだと思った時は、キーをCにして考えてみることをお薦めします。


セブンスコード(7th、七の和音)

7つのトライアドコードだけでも演奏はできますが、3つの音の和音だけではなにか物足りないですよね。すっきりとした響きのトライアドコードに、さらに1音加えてみましょう。できた4音の和音は、maj7かm7の7度音を含んでいるためセブンスコードと呼ばれ、深みのあるオシャレな響きの4種類、7つのコードになります。トライアド、セブンスともスケール音だけでできているのでダイアトニック・コードです。(→ダイアトニック・コードをグラフで見てみると

セブンスコードの構造

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7(セブン)

7thコードの中で一番特徴のあるコードです。Vのトライアドにm7を加えたコードでさらに強くトニックにいきたがるコードになります。ドミナントセブンとも呼ばれます。「7」は転調のきっかけに使われることもあります。
また、「7」はコードのルートをCにしてみるとド-ミ-ソ-♭シ。そう、倍音列の音です。一番自然な和音なのかもしれません。

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